眼神のいる尼寺 検校庵

地域の方々からは「おけんぎょうさま」と呼ばれ親しまれております。

 

お寺の出来る由来となった「検校堂けんぎょうどう」がその呼び名の由来になり、お堂には「検校尊けんぎょうそん像」がお祀りされております。

 

古来より目の神様として広く信仰された検校尊は、400年以上経つ現在もなおこの土地を見守り続けております。

 

住職よりご挨拶

 

 

検校庵の第九世住職としてお勤めさせて頂いております、鈴木恵道けいどうと申します。

 

代々尼寺として続いてきたお寺ですが、平成29年に副住職夫婦を迎え、新たな尼寺としてスタート致しました。
多くのお檀家さま信者さま方のためにも今まで以上に走り回り、一人でも多くの方の心に寄り添いたいと願っております。

 

いずれは若い夫婦にお寺を任せることとなります。
そのときは検校庵は尼寺では無くなりますが、歴代の庵主あんじゅ様方が築いてきた地域との絆を副住職夫婦にしっかりと伝え、住職を退いた後も元気な「おけんぎょうさま」であり続けたいと願います。

 

新たな出会いに微笑み、悲しいお別れに涙する日々を共に過ごせる人が側にいることは何より心強いものです。
智道ちどう庵主、黙全もくぜん庵主を送り出し一人きりの静かな尼寺だったこの年月を振り返ると若夫婦には本当に感謝しております。

 

 

これからも検校庵を「おけんぎょうさま」と呼び続けて頂けますよう、そして若夫婦達も「おけんぎょうさま」と呼んで頂けますよう、皆さま方とお付き合いをさせて頂きたいと思います。 合掌

ページの先頭へ戻る