お釈迦さまが説かれたのが仏教、その教えをインドから中国に伝えたのが達磨大師。
縁起物のダルマがすぐに思い浮かびますが、達磨大師は洞窟の中で壁に向かって9年間も坐禅を続けていた人なのです。
その際に伝わった禅の教えを日本へ持ち帰り、曹洞宗を開かれたのが道元禅師です。
道元禅師は、「正法眼蔵」という書物の他にも、禅の視点でみた世界を和歌で数多く読み残されております。
禅は、言葉で学ぶことよりも、体験に重きをおいております。
その禅体験を、逸話を元に端的な言葉で表現されたものが「禅語」です。
ここで幾つかの禅語や道元禅師の残された和歌などをご紹介させて頂きます。
禅の教えを通して人生に安らぎと豊かさを感じて頂けたら幸いです。